俺は幼少期から味覚が育ってるのだそうで。

神戸の夫実家に帰省したときに食べたうどんすきが美味しくて

東京でも食べようと試みる。

 

旦那実家のうどんすきは

いかりスーパーでほとんど全てを揃えている高級家庭料理。

いかりの出汁つゆにうどん玉、穴子湯葉、お麩、三ツ葉。

自家製豆腐と道の駅で買ったお揚げも。

 

東京の家では再現できないけど、

安くても近いものは作れる。

 

旦那曰く、それはうどんすきではない、と。

まぁ正直、それが本場のうどんすきであるかはどうでもいい。

結果それっぽく、それなりに美味しければいいのだ。

 

近くの西友ではなく、わざわざライフに行って、食材を選ぶ。

穴子湯葉は価格含めて断念。

出汁が大事とうるさい旦那。まずいと面倒なので、昆布出汁の鶏鍋つゆを購入。

三つ葉は128円と高いけど必須食材。

うどんはなんでもいいとのことで、三玉78円の激安をセレクト。

 

出汁はそれなりなのだけど、何せうどんがいけてない。

出汁を吸って柔らかくなるわけでもなく、ツルシコするわけでもなく、ぶつぶつ切れる。。

せめて冷凍うどんにするべきだった。

 

でも三つ葉でそれっぽく上品な雰囲気にはなっている。

 

旦那と課題点をあげあったのだが、

出汁を近づける努力が必要とのこと。

私は最近、旦那がいちいち味付けにうるさいから、基本アレンジはしないことにしている。

そんなに出汁は不味くなかったよ、

と言ったところ

 

おまえは味覚がズレてるから。

俺みたいに幼少期から味覚が育った人間とは違うわけよ。

 

とのこと。

そんなに言うなら、ご実家みたいに高級食材や出来合いの出汁や惣菜を使って料理しましょうか。

と返したところ癇に障ったらしく

 

お前は料理の腕がないんだから高級食材買っても無駄になるだろー

と人差し指で刺して怒鳴られた。

 

 

子供産まれて大変だけど、料理は毎日してるし、健康気にして野菜バランスとか考えて3〜4品作ってる。

感謝するどころか無駄扱い。

 

あげく、美味しいもの食べにたまに実家に帰ろう

 

とのこと。

ザコンすぎるだろ。

 

 

味覚とか音楽の才能とか、大事に育てられたのかもしれないけど、

人として大事なものが抜け落ちてる。

 

優しさ、思いやり

 

 

いつも喧嘩するときその欠如にぶちあたる。

彼はお金持ちの家庭で育ったのかもしれないけれど、育ちがよくない、と思う。

三兄弟の一番うえで厳しく育って、

思春期に弟が小さくて構ってもらえなかったのだ。

例え、家庭環境で優しさをもつ余裕もなく育ったとしても、普通なら、大学とか社会人になって、友達や仲間を作るうえで、自分で学んでいくものだけど、

今更、大人になって親に褒めてもらえるようになったから曲がったままつけあがる。

友達もできないし、マザコンエスカレートする。

人のことを見下さないと自尊心を維持できないのだ。

だからか、つきあう友達ぽいひとは、基本自分より下の人間だと思っている。らしい。

自分より自信がありそうなひとには萎縮するし、陰で粗探しをする。

聞きたくもない。

 

 

生まれ持ったものとか、育った環境は変えられないから、そうゆうことで人を批判したり悪く言うのはどうかと思うから、

旦那のこともそんな可哀想なやつだと思うことにする。

 

そしてそんな奴の言葉にイライラしていては自分が腐ってしまうから、相手にしないのが一番だと思う。

 

そんな関係でいいかもしれない。

期待しないのが自分の心に優しい。

 

子供にイライラが伝わらないことが一番大事。

子供が一番。